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ハイキュー!!夢小説

第4章 月島夢 後編


起き上がる気力も無く、そのまま、されるがまま。

『なにマヌケな声出してるのさ』

はあはあと息をしていると、いきなり下半身に大きいものが挿入された。

「あぁっ・・・!」

その質量は、先程のものとは比にならない位大きく、重量感のあるもの。

『くっ・・・』

小さな吐息が聞こえた。
そちらに視線をやると、膝を抱え持つ蛍の姿。


その表情は、苦痛と快楽の両方で揺らぐ、雄の顔。



視線に気が付いて、こちらを見た蛍と、目が合う。


何も言わせまいとする様に、ゆるゆると腰を打ち付けて来た。

「やっ・・け・・・けぃ・・・!」

言葉が上手く出ない。


さっきまで苛め抜かれたそこは、いとも簡単に熱を取り戻して
快楽の極地まで追い込まれた先程の感覚に、身体が引き戻されていく。

自然と瞼を閉じる

「・・あぁ・・っ・・」

酸素を取り込もうと開いた口から、言葉にならない声がそのまま流れ出る。


膣奥を擦られる感覚
それが刺激となって、蛍のものを締め上げて


『くっ・・・・』

吐息交じりの蛍の声。


いつも聞かないその声色に、ふと目を開けて蛍を盗み見る。


そこには、はぁはぁと呼吸をしている蛍。
いつもは余裕で、まるで汗なんかかかないとでも言う涼しげな顔だけど
今は、真逆の、流されまいと耐えている表情。


快楽に揺れる雄の顔を見て、胸が高鳴った。


余裕の無い、蛍の顔。


そんな顔をさせている、私。


そう考えると、下半身がきゅぅうっと締まるのが、自分でもわかった。


『くっ・・!』
声が漏れる。

締まったそれに気が付いてこちらを見た蛍と、目が合う。



『・・・随分と余裕だね・・・』
少しムッとした顔で、こちらを覗き見る。


はぁ とひと呼吸おいて

『じゃあ、手加減しないから』
そう言って、眼鏡を外して、顔を近づけて来た。


「やだっ!は・・・恥ずかしい・・・」
『眼鏡外したし、そんなに見えてないから』

そう言って、キスで口を塞がれる。
そのまま舌を絡めて来て、腰の動きも強く打ちつけられる。

きっとそれは、半分本当で半分嘘。
視力としては見えにくいだろうけど、それを口実に、しっかりと表情を読み取れる距離に近付ける。

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