第2章 君の優しさ
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その後私達は一階に戻った。
「……はっ!」
友千香「お、ようやく動いたかー。」
「……えっと、どうゆうこと?美風さんが笑顔で、カミュさんが……」
(あぁ~!もう訳わからない!!
頭の中がぐるぐるしてるよぉ~!)
友千香「まあまあ、落ち着いて。 今からちゃんと説明するから。」
友ちゃんは私の目をしっかりと見据えて、こう言った。
友千香「あの先輩達はこの学校の『プリンス』なの。」
「……プリンス?」
友千香「はぁ、そっからかぁ。ほんと何も知らないんだね、あんた。
ま、いいや。あのね……。」
と、友ちゃんは『プリンス』について説明してくれた。
まあ、驚くことばかりでなかなか話についていけなかったんだけどね。