第7章 「 私の幼馴染 」 孤爪研磨
「リエーフくん、ハーフなんだよね?」
「そうです!ロシアとのハーフです。」
「ロシアかー!寒いね!」
「寒いっす!」
「真由!」
「わあぁあ。何?研磨くん。」
リエーフくんと喋っていると、研磨くんが少し、大きな声で私の名前を呼んだ。
その声にびっくりしてしまう。
「えっと…。最近、ゲームやった?」
「やったよ!!どうしてもクリアできないステージがあるって言ってたの、覚えてる?」
「うん。」
「あそこね、クリアできたのー!!研磨くんがアドバイスしてくれたから!!」
「そっか。良かった。」
「真由さんもゲーム好きなんですか?」
「そうなの!おもしろいよ!リエーフくんは?」
「俺、苦手なんですけど、研磨さんも真由さんもやってるならやろうかな。」
「やってやって!このアプリだよ。」
私がスマホを開き、アプリを教える。
「よし、ダウンロードします!俺!!」
「やったー!そしたら、フレンド登録もしよー!」
「いいんですか?ありがとうございます!」
リエーフくんはスマホを開き、アプリをダウンロードする。