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【HQ】ストロベリーシンドローム

第9章 「 ひみつのノート 」 及川徹


そして、気づく。

「あれ?でも、今日は書かないの?」
「うん。もう、今日はいいや。」
「じゃあさ!俺とお喋り「却下!」
「だから、言い終わってない!」
「っていうか、朝練あるんじゃないの?及川くん。」

彼女がそう言った瞬間、教室の扉が勢いよく開いた。

「おーいーかーわー!!」
「あはっ!岩ちゃん、おはよー!」
「何やってんだお前!主将がサボってんなよ!」
「ごめーん!岩ちゃん。」

「ほら、行くぞ!!」
岩ちゃんに引っ張られ、教室を後にした。
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