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【HQ】ストロベリーシンドローム
第9章 「 ひみつのノート 」 及川徹
不思議に思った俺は、あの日、そう。
朝練のなかったあの日。
わざと早く学校に行ってみた。
教室へ向かうと、彼女はいた。
あの、いつもの楽しそうな顔で。
「おはよう。」
俺がそう声をかけても、全く反応しない。
すごい集中力だな!!
俺は自分の机にそっと荷物を置くと、
彼女の机の前に立った。
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