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【HQ】ストロベリーシンドローム

第9章 「 ひみつのノート 」 及川徹


そして3年のクラス発表の日、俺は自分の目を疑った。

同じクラスに彼女の名前があったのだ。
これは、彼女を知るチャンス。
その頃にはもう、俺は彼女を好きだと認めざるを得ないくらい、彼女のことで頭がいっぱいだった。

3年生に進級して、7時前、いつものように体育館に行く前に教室をのぞいてみた。
しかし、彼女の姿はなかった。

「あれ?!いつもいたのに…。寝坊…?」

俺はそう思いながら部活へ行った。
しかし、それから何日たっても、彼女は教室に現れなかった。
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