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Box【HQ!!】

第4章 復帰と合宿とお猫様




そう言って田中さんが詰め寄って来て両腕をガシッと掴まれる。


『きゃっ…!』


私の声に反応したのか田中さんはすぐ手を引っ込めた。



田「お、すまねぇ。つーか、やわらけー。」


西「なんだ龍!その軟弱なセリフ。さっきはお前スゲー紳士でかっこ良かったのに!」


田「さっき?ああ、のブラジャーが見えて逆に冷静になったんだよな…欲情しすぎて一周回ったっていうか………あ。ヤベッ!!!!!」



ゆうちゃんと話していた田中さんが一瞬前屈みになる。
首を傾げながら自然と目に入った田中さんのパンツに絶句する。
そこには硬くなってしまった雄がくっきりと見えた。



『きゃーーーーーーー!!!!!』



そう叫んで田中さんに持っていた彼のジャージを投げつけて私はパニックになる。
さっき蛍のナニをナニしたばっかりでもう頭の中では蛍のナニとサイズを自動的に比べていて、蛍の方が大きかったなと冷静に判断しているもう一人の自分に更にパニックになる。
ふと見ると、ゆうちゃんもさっきの事を思い出してかゆるゆると形が分かるようになってきていて、思わず凝視してしまう。
その視線に気付いてかゆうちゃんはむしろズイっとナニを突き出して爽やかに言い放つ。



「と風呂に入っていた時よりも俺だって成長したんだからな!」



そう言うゆうちゃんに開いた口が塞がらない。




アワアワとパニックになっているとドアがスパーンと開く。



「何してんだ!お前らーーーーーー!!」



そう叫びながら現れたのは大地さん。
ようやく現れたまともな人の腕に飛びつく。そして指で防衛隊の2人を指すと全てを悟ったであろう大地さんのゲンコツが2人に落ちた。



大「お前ら、明日の部活を楽しみにしとくんだな。そしてとりあえず服を着ろ。俺はを送り届けてくるからそれまで正座して待ってろ。」


そう言って絶対零度のオーラをまとった大地さんに2年生は何にも言えなくなり、全員が正座していたのが見えた。


そのまま大地さんに一階まで連れてきてもらう。さっきの事でまだバクバクいっている心臓が落ち着いた頃に徐に大地さんから話し掛けられる。


「、そろそろ…その…腕を離してもらっていいか…?」



『…えっ!?』


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