第6章 壮行式とインターハイと期末テスト
ふと気付くとそこはベッドの上で。しかも一人だった。
時計を見るとAM6時を示している。
ふわふわした頭で掛け布団を剥ぐと、私の服は着慣れたパジャマで。
夢の中で見たチアリーダーの姿ではなかった。
どピンクな夢を見ただけか。そう納得しかけた私の目に飛び込んできたのは部屋の隅にキチンと畳まれたチアリーダーのユニフォームだった。
と、同時に寝ぼけた頭はフル覚醒する。
---夢じゃなかった。
あーんなことや、こんなこと…全部現実だった…
(ってあれ?どうなったんだっけ??)
---記憶があるのは、蛍に組み敷かれて貫かれて…
(もしかして…イッちゃってから私ってば…寝落ち…!?)
そこまで考えが達した後、恐る恐る携帯を開く。
「自分だけ気持ち良くなって、ハイおしまい、って良い度胸だね。1つ貸しだから覚えといてよ。」
と、蛍からのお怒りのLINEと共に貫かれたままぐっすり眠る私の写メが同封されていた。
更にそのまま蛍が犯し続けて私の胸に射精し、それを指で掬って寝ている私に舐めさせている写真。
更にはそのまま寝ている私の身体を隅々まで舐め回している写真まであった。
意識を飛ばしている間も愛されているその写真に、図らずとも私の顔は朝から真っ赤で…
でも、それより何よりも…
---これだけされたら起きようよ。自分←