第3章 仲間と4強と守護神
そして3日後の火曜日になり私達は青葉城西高校に向かうバスに乗り込む。
相手校にマネージャーが居ないとのことで私は臨時のマネージャーとなるとのことで少し緊張していた。
そして周りでは日向が騒いでいて、嫌な予感がするとのことで蛍に連れられて前の方の席に座らされる。
当然のように隣には蛍。
「この間の、公園で会った人、青葉城西の人だったよ。だから気を付けないと。」
『え、あー!あの人。どおりでアタックが綺麗だったわけだ!大丈夫だよ!私が取れたんだもん!蛍ならできるよ!』
「いや、そういう意味じゃなk…「日向がゲロったーーー!!!」」
蛍が何か言いかけようとした途端、田中さんの大きな声がした。日向が吐いたらしい。
蛍はこの事を予感して前の席取ったんだなーと考えながら静かに窓を開けた。
そして相手校に着き、一通り相手校の人を脅し(?)終わった私達は体育館へと向かう。
そして私は武田先生と共に青葉城西に代行マネージャーとして挨拶に行く。
『今日は青葉城西のマネージャーさせて頂きます。よろしくお願いします。』
すると青葉城西の人達は皆一様に頬を染めて大騒ぎとなる。
その様子を遠くで見ていた田中さんが大きな声で威嚇する。
田「どーだ!見たかコラ!烏野マネージャーの美しさを!テメェら手ェ出したらただじゃおかねぇからなコラ!
聞いてんのかコラ!!」
澤「……お前も俺の話を聞いてるのかな??田中。」
そしてキャプテンのどす黒いオーラで烏野は途端に静かになった。
そんな様子を見て微笑ましく思いながら青葉城西の方に視線を戻すと、その中の見覚えのある顔と目が合う。
『あなたはあの時の〝岩ちゃん”さん!』
「お、おう。あの時はすまなかったな。」
『いいえ!私こそ大騒ぎしてすみませんでした!』
そんな二人の様子を見てまた青葉城西のメンバーがざわざわとする。
花「なんだ、なんだ!なんで烏野の美少女と岩泉が知り合いなんだよ!」
松「なんかいやらしい。」
岩「なんだよ!前公園で会っただけだよ!いやらしいってなんだよ!!」
花「だってマネちゃんが頬染めてるし。」
花巻のその一言での顔に視線が集まる。
そう。岩泉と話すの顔は少し赤くなっていたのだ。