第6章 壮行式とインターハイと期末テスト
田「しかもあの臍の横のホクロがまたなんともエロい!」
夕「確かにな!しかし、龍よ。俺は従兄だからアイツと風呂に入った事がある。その俺が断言する。アイツには更にエロいホクロがある。それも横に3つ並んだやつが!」
田「風呂…だと…!?なんつーうらやまけしからんんん!!!!で、ノヤッさんそのホクロはどこに…??」
夕「それはだな……『ストーーーーーップ!!!!夕ちゃん!何暴露してんの!?やめてよね!』
話の雲行きが怪しい方向に向かって行く彼らの間に割り入り、強制的に話を遮る。
割り込まれた田中さんはモヤモヤとした顔をしていた。
しかしそんなの関係ねぇ(←懐かしの)
私の沽券に関わるディープな個人情報の流出を何とか止めた私はホッと一息する。
だが
例のごとく後頭部には遠くに居ても分かる怒りの視線を感じる。
(蛍:何?そんなのあるの?僕知らないんだけど。)
もはや顔も見ていないのに幻聴まで聞こえる。
いや、これは恒例のテレパシーというやつか。
つーかこの域に達したらもはや怨念、そういった類のものではないかと思います。ハイ。
とりあえず弁明してみる。
(:恥ずかしいからなるべく見えないように工夫してたし…)
(蛍:今度は部屋は最大限に明るくして全身舐め回すように見てあげるから覚悟しといてね。)
---ヒィ、と軽く悲鳴をあげていつか来るその“今度”とやらを憂いていると、原因の彼らはまださっきの話題を話していて。
田「それにしてもあの着地の時のあの弾力。たまらんな。つーか堪らなけしからん。」
夕「あれは確かにクル、よなー。」
田「ノヤッさんはあれと風呂入ってたんだろ?羨ましいなコラ。」
夕「龍だって冴子姐さんいるじゃねぇか。しかも俺が一緒に入ってた時はもっとつるつるてんのまな板だっt『そういうことかぁぁぁぁ!!!』
2人の会話を聞いていて最初は意味が分からなかったが“まな板”という言葉でようやく彼らの話題に気付き、本日2度目のシャットアウトを敢行する。
例のごとく後頭部には(以下省略)←