第5章 青の対戦と赤の対戦と強豪校
『私…昨日フェラしてみたらかなり濡れたから、やってみてもいい?』
「……は!?」
案の定、蛍は驚きの顔をして固まっている。
分かってる。とんでもない申し出なのは私が一番よく分かっている。
でもこれしか打開策が見つからないんだもん。
目の前の蛍は少し悩んでいるように見えたが、ようやく腹を括ったらしく力強い視線をこちらに向けた。
「分かった。でも、無理はしないでね。」
その言葉に私は頷く。
すると蛍は上着とTシャツを脱ぎ捨てる。
途端に現れる薄く筋肉の付いた蛍の上半身に目が釘付けになる。
男の人なのになんだか色気があって、今から厭らしい事をするという感じがした。
そして下に履いていたジャージを脱いで、短パンまで脱ぎ捨てたら蛍も下の下着のみの状態になる。
「これでお揃いだね。」
そう笑顔で言われると嫌でも意識してしまう。
そして蛍はゆっくりと私の下着に手を掛けて脱がせた。
一番敏感な所と密着していた部分からは脱がす時に透明な糸が伸びて、切れた。
まさに私の欲の象徴ともいえるその光景に顔が一気に赤くなる。
「うわー。エロい糸。凄い伸びてたよ?そんなに気持ち良かったんだ?」
『あ、いや…う……はい。』
「正直だね。そんなも好きだよ。…さぁ、こっちおいで。」
そう言うと蛍は私の上から退き、ベッドの端に足を下ろして腰掛けた。
私は手招きされるままにその腰掛けた蛍の足の間に膝立ちになる。
「ホラ、脱がせて?」
その言葉に言葉が詰まる。
実は私には刺激が強すぎて、蛍のボクサーパンツはまだ直視出来ていなかったのだ。
青のパンツからは蛍の雄の形がはっきりと表れていて、先の色は蛍から出た液体によってかなり濃く色が変わっている。
少したじろいたが、いつまでもこのままでいる訳にはいかないので意を決して蛍のパンツをずらす。
すると硬くなってしっかりと立っている蛍の雄が中から勢いよく飛び出してきた。