第4章 復帰と合宿とお猫様

気を良くしたは快楽追及の手を緩めない。

竿を丁寧に舐め、ちゅっちゅっとキスを落とす。
そして先の割れ目に舌を沿わせると中をチロチロと舐めていく。
左手は袋を揉みしだき、右手は根元を擦っていた。
クロの視界には愛しい幼馴染が一生懸命奉仕している姿が映っている。
ほんのり赤くした顔と、チロチロと動く赤い舌。
チラリと上目遣いに見上げては、嬉しそうな顔をするその全てに欲情する。
気を抜いたらすぐに持っていかれそうだった。


「……クソ…こんなはずじゃ……ック。…次は咥えてくれ…少し吸いながら、根元から先まで動いて。スジも刺激するのを忘れんなよッ…。」



そんな余裕のないクロの表情はの胸をキュンとさせる。
“了解”と言わんばかりに頷いた後、髪を耳にかけてクロに言われた通り彼を咥える。
しかし大きな彼は口に収まりきらず、咥えきれない所は右手で優しく擦っていく。
一定のリズムで吸いながら動く。
もちろんスジを刺激するのも忘れずに。


次第にクロの息が上がっていく。
私もクロの大きなのを咥えていると顎が疲れてきた。
それでもどうしても“勝ちたい”というよく分からない負けず嫌いがの中で発動していた。



眉間をひそめて、苦しそうにし女の私からも色っぽいと感じさせるような顔をしたクロが私の頭を押さえた。


「スマンッ……もう…無理……ック…。」


グッと奥まで咥えさせられたと思うとビクンビクンと更に大きく拍動した後、ドロリと口の中に液体が溢れる。
途端に広がる苦い感覚に今度は私が眉をひそめた。
しかもその後も吐き出される液体は止まらない。
ビュッビュッと吐き出され続ける。
このままだと口から溢れてしまう、そう思って意を決して口にある分を飲み込む。

「ば、バカ！！」


嚥下の際に口の中の動きで刺激されたのか、まだ吐精は終わらない。
ようやく再度口の中が半分満たされた位で、液体の増加が終わった。
クロに口の中からナニを引き抜かれた時、つつーっと糸を引いた液体が口の端に垂れる。
目が合ったクロは珍しく慌てていて、ティッシュ、ティッシュと私の口の中の物を吐き出させようとしていた。
その姿が面白くて、私はクロがふたたび目を合わせた瞬間に口の中の液体をゴクンと飲み込む。
そして私は言い様のない勝利に包まれた←