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進撃のにゃんこ

第4章 ショタ兵長



「ライラ見つけたぁぁあああ!!!!はいこれプレゼント☆ほんとは私が着替えさせてその姿をじっくりとっくり眺めていたいところなんだけど良いコト思いついちゃったから今日は実験室に籠るね!!!!私に会えないからって泣いちゃダメだよ!?それじゃあねぇ~!!!!」

「…………」

こんにちは、ライラ・イリーチェです。
すごい勢いで走って来てすごい早口で喋ってすごい勢いで走り去って行ったハンジさんのお陰で、集めていた落ち葉が散らばってしまったので、少しイラッとしています。

っていうか、これ、なんだろう?
渡された2つの箱を見つめる。プレゼントって言ってた気がするけど……

ハンジさんからっていうのが怖いなぁ…骨とか巨人の髪の毛とか、変なの入ってそう……

小さい方の箱をのぞくと、

「かわいー!」

そこに入っていたのは、ピンクのパンプス。気になって大きい方の箱も開けてみると、そこには、これまたピンクのふわふわしてるワンピース。
どっちも私好みで可愛い!!

「さっき、ちょっとイラッとしちゃってごめんなさい…」
あと、変なのかもって疑ってごめんなさい。

ちゃんとお礼を言いたいと思ったけれど、実験するって言ってた気がする。たぶん、今会いに行ったら危険かも……
明日か明後日にお菓子でも持って訪ねてみよう。

「…ふふっ」

嬉しくって思わずにやけてしまう。
こんな洋服貰ったの、初めてかも……あっ、そだ!みんなに見せよ!

私は秒速で掃除を終わらせて皆の所に向かった。


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ちなみに、おつかいの事をすっかり忘れてしまっていたハンジはリヴァイに半殺しにされ、実験室を壊されました☆
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