第3章 にゃんこ兵長
「にゃっ!?ちょっ………!!」
「ふふっ」
肩を押すと、油断していたらしい兵長は簡単にベッドに倒れた。
右手で尻尾を、左手で兵長の猫右耳を触りながら、猫左耳を舐める。
「ひぁっ!んにゅ、や、お前、女の、にゃっ!癖に……!んんっ!」
「へいちょうがかわいいのがいけないんですよ?」
「にゃあっ!そこで、しゃべるにゃっ……!」
ニヤリと笑って、続けていると、兵長の顔はだんだん蕩けていき、腰がゆらゆら揺れているのがわかった。指を噛んで快感を我慢している様子が可愛い。
「ラ、ライラ……!ぁっ、んにゃあ……!」
「なんですか?兵長」
「…ぅーー……!」
問い返すと口ごもって、泣きそうな顔で見つめてくる。
本当は兵長が何を言いたいかわかってる。
下半身に溜まってる熱を出したいんでしょう?
随分と前に盛り上がっていたソコには染みが出来ている。
直接触って欲しいけど、もっと強い快感がほしいけど、女の私には恥ずかしくてそんな事言えないんでしょう?ただえさえ、痴態を晒しているのだから。
ああ、もう、可愛い。
私も鬼じゃないから――
「ちゃんとおねだりできたら、」
「っ、にゃ……?」
「出させてあげますよ♪」