第3章 にゃんこ兵長
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さあ!兵長の部屋に到着!
いや~小説っていいよね、「部屋に着いた」って書いちゃえばめんどくさい事全部省いて部屋に到着出来るんだからさ♪←
ま、そんな裏話的な事は置いといて…
じっと扉を見つめる。
本当は起こさないようにこっそり入って寝顔を見たかったんだけど、さすがにそれやっちゃったら、削がれちゃうよね。一応ノックはしておこう。
コンコンコン
返事はない。
コンコンコン
やっぱりまだ寝てるのかな。
なるべく音をたてないように扉を開ける。
「失礼しま~す・・・」
うわぁ、綺麗……っていうか何も無い部屋だなぁ。
机とベッドとタンスしか無い。
ハンジさんと同じ部屋の作りなんだろうけど、全然違うように見える。
机の上には書類がまとめられていた。夜遅くまで仕事してたから寝坊したのかな?と思ってベッドを見ると、シーツにまるまったダンゴムシみたいな兵長みたいなものを見つけた。
え、寝方超可愛いまるまって寝てるんですか兵長。
そっと手を伸ばして触ろうとすると、「おい」とシーツの中からくぐもった低音ボイスが聞こえた。
「はっはぃい!?」
驚いて壁まで後ずさる。起きてたの!?
「誰だ」
「ラ、ライラ・イリーチェです!ハンジさんに頼まれて兵長を起こしに来ました!!!!」
全然起きてる!寝ぼけてない!すっごい怖いこの人寝起き悪いタイプの人!?起こしに来た人をボコボコにしちゃう感じの人なのかな!?←偏見
「なに?ハンジに頼まれただと?」
むくりと起き上がるダンゴム…兵長。
するとその拍子にシーツがずり落ちた。
「………兵長……その、お姿は……………」
「みっ、見んにゃっ!!!!」
エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ三└(┐卍^o^)卍