第2章 うにゃっ!?
「あ、あの、これ、なんですかっ!?!?」
ニヤニヤしてるハンジさんを問い詰める。
「私の研究の成果だよ!ほら、さっきお茶に薬いれたって言ったじゃない?」
「あ~…………じゃなくって!!なんでこんなことしたんですかっ!?」
「ライラに猫耳が生えたら可愛いと思ったから☆」
うふふっ♪と悪びれる様子もなく言うハンジさんにため息がもれた。
「これ、どれぐらいでなくなるんですか?」
「1、2日かな?」
「はぁ………………」
2日もこんな姿を晒さないといけないと思うと、またため息がもれる。
「だぁいじょーぶだって!みんななら、その姿も受け入れてくれるよ!むしろ大歓迎だと思う!」
「嬉しくないですよぉ………」
「ま、とりあえず、向こうにつくまではこのフードかぶっときなよ」
手渡されたのは緑色のフード。
「よし!じゃあ、帰り道わからないだろうから、私が送ってあげよう!ついでに、ミカサ・アッカーマンも運んであげる!」
「あ、ありがとうございます………」
誘拐したのあなたなんですけどね…
こんな姿にしたのもあなたなんですけどね…
ミカサがこうなっちゃったのも多分あなたのせいなんですけどね…