第14章 月明かりがキレイだった夜(お泊り3日目(最終日)日曜日)
『涼くん、おはようございます』
黄瀬「っちおはようっス」
(昨日の事全部話してね)黒笑
黄瀬「っち?どうかしたっスか?」
『はい。涼くん昨日の夜何があったんですか?』
黄瀬「ストレートっスね」
『何があったんですか?』
イメージは取調室
黄瀬「言わないっス」
『どうしてですか?』
黄瀬「恥ずかしいからっス」
『涼くんがあの6人に話した事と一緒でしょ?』
(ウラは取ってあるのだ!)
黄瀬「そうっスけど・・・」
『一緒なら話してください』
黄瀬「・・・一緒じゃないっス」
『何処が違うんですか?』
黄瀬「・・・っス」
『聞こえないです』
黄瀬「っちへの気持ちっス!」
『・・・はい?』
黄瀬「昨日の夜のは本気でやったっス冗談じゃない」
『・・・でも、この前言いましたよね?女王役w』
黄瀬「それは、違うっス!」
『何がどう違うんですか?』
黄瀬「この前のキスは頬っス」
『はい。そうですね。それ以外は?前は女王役が成功したら見たいな感じで言ってたでしょ?』
黄瀬「それより聞いて欲しかったことは次の言葉っス」
『あの後の言葉?』
黄瀬「“次は口っスよ”の方っス」
(あぁ、そんな事言ってたかも・・・忘れてた)
黄瀬「もしかして忘れてたっスか?」
『忘れてました』
黄瀬「昨日のはその有限実行をしただけっス!」
(随分と普通に言ってるけど聞きたいのはその後なんですよね・・・)
『その後の事教えて下さい』