第14章 月明かりがキレイだった夜(お泊り3日目(最終日)日曜日)
目を覚ますと天井がある
(頭痛いかも・・・)
起きると頭がズキズキと痛む
誰かいるのかと辺りを見渡すと、布団がぐちゃぐちゃになっている
『何があったんだろう・・・』
起き上がると分かった
『もしかして看病してくれてる?』
横には洗面器とタオルがあった
(熱だしちゃった?)
不安に思い測ってみる
数分するとピピピッと音が鳴り数字を見た
『38.6度・・・』
完全に熱がある。きっと風邪をひいたんだろう
起き上がり汗でベタついている髪を束ねた
『今日家にいるのは・・・』
家族の予定を思い出す
マサ兄さんはバイト(マジバ)マサシ兄さんはイギリス留学していた時の事を報告する為高校へ
マサキ兄さん・マサヤ兄さんは生徒会の事を話し合うため
生徒会の人の家へ西田さん、梶さんは別荘にいる
という事は
『中2だけか・・・』