第13章 お泊り2日目、土曜日の夜
夜中
黄瀬視点
「眠れないっス」
ガバッと起き上がり周りを見る
「皆寝てるっスね・・・」
起きているのは自分だけだ
「ヒマっスね」
眠れないので夜風に当たる事にした
ガチャッと扉を開け庭に向って階段を降り始めた
?「涼・・・くん?」
後ろからキレイで大好きな声が聞こえた振り返るとその人が部屋の前に立っていた
「っち」
「どうしたんですか?」
「眠れないんで夜風に当たろうとしていた所っスっちは?」
「扉が開いた音がしたんで誰かなぁと思ったので付いて来たんです」
「起こしちゃったんっスねごめんっス」
「いえ、それに私も夜風に当たろうかなぁと思ったので。そうだ、一緒に行きませんか?」
黄瀬「いいんっスか?」
「はい。屋上行きますか?庭より近いですし、星もきれいに見る事が出来ますよ」
黄瀬「屋上行きたいっス」
「良かった。じゃあ、行きましょうか」
首を立てに振りっちの隣にいった