第10章 バスケ
『じゃあ、話してもらおうか』
マサト「が倒れた後、車で、家まで帰って来ただろ」
『あぁ、そうだろうな』
マサト「その後マサ兄さんから“看病は僕がするから、君達は自由にしておいて”って言われて、マサシ兄さん、マサキ兄さんマサヤ兄さんは自分達の部屋に行った」
『確かに、さっき部屋に居た』
マサト「そして、俺達が残った。するとマサ兄さんが、“8人でバスケの練習でもしたら?”って言われたから」
『庭のバスケットコートに居る訳だな』
マサト「で、メニューも言われたんだ」
『あぁ、知ってる』
マサト「内容が、“ショートを外したら、自分の事を1つ話す”って内容」
『自己紹介の様に相手の事をもっと知って、仲良くなれ。ってことだろ』
マサト「でも、それが裏目に出て・・・」
マサト「誰からやる?」
黄瀬「緑間っちはどうっスか?」
赤司「真太郎は外さないからね」
紫原「みどち~ん頑張って~」
青峰「zzz」
黒子「青峰くんが寝てます」
レン「誰でもいいんじゃね?」
緑間「仕方ない一番にやるのだよ」
真太郎のシュートは当然決まり、その後も全員ほぼ決まって、昼食の時間になった
マサ「バスケの方はどう?」
マサト「ほぼ、決まったよ。全員」
黒子「さんはどうですか?」
マサ「今は、ぐっすりと寝てるよ。熱も下がってる」
マサシ「ゴール動かしてないの?兄さん」ボソッ
マサ「午後から、動かすよ」ボソッ
そして13時30頃午後の練習になったんだ
マサ「午後の練習は、午前と一緒のメニューだよ。でも、午後の練習では、“予測する”能力が絶対つくよ」
赤司「予測する能力なんて、さっきの練習では付きませんでしたよ」
マサ「さっきはね。でも、今から付くよ。それにショートできる人は確実にいなくなるよ。100%ね」