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過去も未来も現在も

第9章 墓参り


『マサ兄さん、お供え用の花買ってくるね』
マサ「1人で行くのは危険だから誰か連れて行ってね」
あの事があってから、1人で出かけた事がない
(危険だもんね・・・って誰を連れて行けばいいの!)
黒子「僕が付いて行きましょうか?」
『黒子くん!』
黒子「準備も終わりましたし、暇なので」
マサ「うん。黒子くんなら安心だね。じゃあ、付いて行ってきてもらえる?」
マサ(キス済みだけどね)笑
黒子「分かりました」
『じゃあ、行ってくる』

『この辺の花屋ってどこにあるの?』
黒子「近い所だとこの道をまっすぐ行って2つ目の信号を右に曲がった所です」
『そうなんだ♪』
黒子「そういえばさんって何処から転入してきたんですか?」
『うーん。少し長くなるかもしれないけど・・・いい?』
黒子「お願いします」
『私ね、生まれ育ちが大阪で、5歳から1ヶ月間は夏休みだったから、この辺に居て、その後はずっと大阪。で、ココにいたる訳です。本当は大阪に居ても良かったけど、お墓が遠いし、両親が海外に行ったから』
黒子「そうなんですね」
『まあね』
黒子「ココです」
『キレイな花が沢山あるね』
黒子「そういえば、さんって、ずっと標準語ですね」
『うん。話しずらいけどね』
黒子「じゃあ、僕の前では、ありのままで居てください。大変でしょ?」
『うん。そうする。ありがとう』
黒子「花どうしますか?」
『そうやなぁ。紅月さんが好きなんは・・・これ』
黒子「じゃあ、買いますか?」
『うん』

無事、花を買う事が出来て家に帰宅した

『ただいま』
マサ「お帰り。もう皆揃ったから、行こうか」
黄瀬「黒子っちっち、2人でどこ行ってたんっスか?まさか、デートっすか!?」
全員(黒子・・・)怒
黒子(ビクッ・・・寒気が走ったんですが)
『デートじゃなくて、買い物に付き合って貰っただけです。これ、花です。お花』
黄瀬「そうっスか」
全員(良かった・・・でも、黒子だけは・・・)怒
黒子(寒気が止まらないのは気のせいでしょうか・・・)
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