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過去も未来も現在も

第6章 過去


それから何日か過ぎて金曜日になった
黒子くんとはキスの後も今までの通り普通の関係
でも、この人とは・・・
黄瀬「っち」
『どうしたんですか、黄瀬さん』
黄瀬「“さん”は嫌っス!せめて“くん”にして欲しいっス黒子っちみたいに」
『嫌です』
赤司「涼太うるさい」
マサト「今日から3日間泊まるんだから後で話せよ」
『3日間』ボソッ
金・土・日は地獄の週末です・・・

マサキ「あの事は金曜日に言うんだぜ」
マサヤ「そうだよ。早めに言った方がいい」
マサシ「言うなら皆がそろったときね」
マサ「事件の事・病院での事あと紅月さんの事全部言うんだよ」
マサト「土曜日は墓参り行こうぜ。キャプテン達を報告しないとな」

兄達に言われたことを思い出す
早く言わないといけない
早く早く早く・・・
桃井「危ない!」
桃井さんに言われて我に返ると目の前から勢い良くボールが向ってきた
(当たる!)
近くに人があまりいない
(他人は信用出来ない。自分のみは自分で守る)
ボールは容赦なく向ってくる
(今だ!)
ボールに向って右足を振り上げた
見事に的中してボールは宙を舞う。落ちてきたボールを
『よっ』
キャッチすると、1人の男子がこっちに来た
男子「ごめんなさい。大丈夫ですか?」
『大丈夫です。これからは気をつけて』
男子「すみませんでした」
『なんとか、大丈夫だった』
(部活は終わらないかな・・・)
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