第16章 電話
(///ドキドキしてる・・・まだ)
マサト(の顔が赤い・・・テツヤは何を言ったんだろう。まぁいいや。俺が口を挟む話じゃないし)
『これで、6人目だよね』
マサト「え~っと、敦・真太郎・征・涼太・テツヤ、うん大輝で終わり」
『ずっと気になってたんだけど、どうして皆名前なのに征くんだけ省略してるの?』
マサト「征の場合は、征十郎って呼ぶより呼びやすいしこっちの方が親近感が涌く気がする」
『真くんは?』
マサト「真太郎はこっちの方が言いやすい。それに真って言うのもなぁ」
『変なこだわり』
マサト「でも、たまに呼び方違うぜ?“テツ”って言うしそんなもんだって」
『ふ~んまあいいや。電話しよっと』
マサト「軽く無視するな!」
『もしもし、大くん?』
〈あぁ・・・か・・・どぅした?〉
『連絡先交換して?』
〈分かった〉
『じゃあ』
〈明日な・・・休憩の時〉
『部活の?』
〈あぁ・・・もういいか?〉
『ごめんなさい。眠いときに電話して』
〈こっちの方だ・・・ごめん〉
『謝らないで下さい、それより電話切ってもらえませんか?自分から切るの苦手で』
〈分かった・・・切るな〉
『はい。また明日』
〈あぁまた明日な〉
ツーツー
『電話終了!』
マサト「お疲れ(?)」
『よしっお風呂入るねっ』
マサト「分かった」
青峰(明日、ぜってぇ告白する!・・・あいつらに先越されてるからな(キスの事)の事、あいつらには渡さねぇよ)