第14章 月明かりがキレイだった夜(お泊り3日目(最終日)日曜日)
『あっあのっ遅くなってすみません』遅くなってしまったことを一応(?)謝っておく
マサト「あれっ王子の城のシーンってあった?」
『オリジナルだから、何でもいいんじゃない?』
マサト「そういう感じでいいのか?」
『そんなもんだよ』
赤司「そんな事はどうでも良い」
いかにも早く読めと言わんばかりの目で見られる
『・・・やりますね』
王子『あぁ、毎日憂鬱だなぁ・・・』
(本番では窓に向って呟いている・・・らしい)
王子『結婚相手を探せって言われてるしなぁ・・・まぁ都合よくは見つからない・・・な。とりあえず馬を連れて森まで行くか・・・』
(本物の馬に乗るんだって♪楽しみだなぁ)
赤司「いいだろう」
『あっありがとうございます・・・?』
(素直に喜んでいいのだろうか・・・)
赤司「どうした?」
『何でもないです・・・』
赤司「なら、いいだろう」
マサト「休憩するか?」
あの後から、ずっと練習だ
(バスケ部の練習っていつもこんな感じなのかな?)
『そうですね。もう3時ですし』
紫原「お菓子食べよう♪」
マサト「征、どうする?」
赤司「はぁ、良いだろう30分だけならな」
『昨日の残りあるんですけど・・・』
マサト「昨日あんまり食べてないし、食べようぜ」
『昨日みたいなことはやめてくださいね』
赤司「やりたくてやった訳じゃない」
緑間「全くなのだよ」
『でしょうね』
(わざとなら許しませんよ?)
『他のチョコは大丈夫でしたよ』