第10章 玩愛 〈 マチアプ お兄さん 大人のオモチャ 〉
その後もーーー
『今日のワンピースも素敵ですが、試着された服もお似合いですよ』
ずっとーー
『はい、瑠々さん..あーん』
ずっと..
『ん...美味しい...』
ーーーどうして...っ押して..くれないの...
私は、一瞬腰を浮かせてズンッ..と座り直し、ローターを押し付けてしまう。
『...っ』
ーーー早く..ブルブル...欲しい...っ
『瑠々さん..?』
いかにも夜の街という所で、私は立ち止まりーーお兄さんと握る手を、もっと強く握り締めていた。
『な、なんか..私、眠くなって..きちゃった...』
ーーー何、してんだろ私..っもう、誘って...っ
『では...』
急にお兄さんに頬を触られ、顔を近づけられる。
『僕と寝ましょう..?』
カチャッ..
お兄さんが、ホテルの扉を開いた。
『いらっしゃいませ..』
クールな表情で頭を下げる40代くらいの男性店員さんに、私は軽く会釈をする。
あの後ホテルの前でーー
『瑠々さん、可愛い...すごく可愛いですよ...』
『んんっ..ふ!』
お兄さんに熱いキスをされたのだ。
ーーーはぁ..
火照る頬を抑えた。
ーーーすごく..ドキドキしちゃった...