第10章 玩愛 〈 マチアプ お兄さん 大人のオモチャ 〉
『可愛い、瑠々さん』
ガシャン、と思わず席を立ちそうになった。
『...っ!それ、ばっかですか!』
『ええ、そればっかです』
飄々とした表情で、テーブルの上で手を握ってくる。
『っ..マジ..で..お兄さん...』
『瑠々さんが初めてですよ』
『...え?』
その時店員さんが、サービスでお水を運んできてくれてた訳だけど...全然気が付かなかった。
あっという間に、店員さんが奥に戻っていく。
『...だって、こんな変態の僕と会いたい女性は、貴女以外に居ませんでしたから..』
スッ...
『ッ..!』
映画館の中で、お兄さんがローターを起動させるスイッチを取り出してきたのだ。
ーーーき、きちゃう...!
『瑠々さん...』
隣に座っていたお兄さんが、耳元に顔を近づけてきた。
『冗談です...』
囁いた後、お兄さんは恍惚とした表情を見せてきた。
『なっ..!〜っ』
ーーーほ、ほんとにこんなコト、好きなんだ...
ぴくん、と私は太ももを震えさせた。
ソレを見て、お兄さんはくすっ..とした。
『ガマンできなくなったら、いつでも僕に言ってくださいね..』
その瞬間、お兄さんは太ももをまさぐってきた。
『ゃっ..ッ!』
ピク、と腰が反応する。
『静かに...ですよ?』
そのまま、つつ...と太ももの内側をなぞられる。
『っ..ん..っ』
ーーーやだ..感じちゃう..
結局2時間30分ほど手でまさぐられ続け、私は濡れてしまった。
しかし生殺し状態のまま、一度もローターは起動されなかった。