第10章 玩愛 〈 マチアプ お兄さん 大人のオモチャ 〉
『え..、えーモチロン!お兄さんマジカッコいいから超うれ...』
言ってる途中にぎゅうっと繋いだけど、一瞬離された。
そして、強制的に恋人繋ぎに変えられる。
『....!』
顔が、若干赤くなってしまった。
『ん...?駄目なら変えますよ』
『あ!いや!あ、あのっ...だ、ダメじゃない系?』
必死にいつものキャラを取り繕うも、手汗がダラダラ。
ーーーやだ..
『..可愛い』
笑顔のお兄さんが、手をもっと強く握ってきた。
ーーーやだ...やだ....っ!
『....』
ーーーチョロすぎ..私...
『じゃあ、早速行きましょうか..』
『瑠々さん...待ってましたよ』
カフェの席で、トイレから帰ってきた私をお兄さんは見つめた。
下半身に違和感を感じつつ、おずおずと歩を進める。
顔が真っ赤になって、瞳がうるうるしてきた。
『瑠々さん...すごく可愛い...』
『ま..マジ変態ですね、こんな事で褒めないで下さいよぉ...』
小さい声で囁き、ゆっくりと椅子に腰を下ろした。
『ごめんなさい..僕が変態だったばかりにこんな事させて..』
ーーー何、私ちょっと興奮して....っ
『大丈夫です?無事ローター貼り付けられました?』
お兄さんの声色に、恥部がきゅんと疼く。
『はい...』
カフェの床に瞳を向ける。ぎゅう..とワンピースを握りしめた。
ーーーこんなの...いつもの私じゃない..っ
『てか...、マチアプで女の子にいつもこんな事..さ、させてるんですか...?』