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ホテルの事情[R18]

第9章 愛初〈 BL 初恋  未練  etc...?〉



『ごめん晶、ちょっと待ってて..』

と、精算後に光がトイレに行ったその後。

『すみません..ちょっとお伺いしたい事がありまして...』

1人になった晶のところに、モップ片手に店長がやってきたのだ。

「良かった...またあいつが部屋改造とかしてたらって思ったからな...」

店長が独り言を呟く。

「部屋改造!そんな店員さんいるんだっ、すごいなぁ」

晶はニコニコと手を叩いた。

「あ、すみません聞こえてましたか」

「いえいえ、俺は面白いと思うので良いですけど...へぇ、でもフォローしてあげてるんだ、店長さんも大変ですねぇ」

爽やかに晶は笑う。

ーーーまぁいいか...

大雑把に物を考えがちな店長は、ポリポリと頭を掻いた。

「ほんと厄介で...放っておけねぇから、また厄介というか」

「えぇー!じゃあ、可愛がってるんですねっ」

ピシ..と晶は店長の逆鱗に触れた。

ーーーあぁ?誰が誰をだって?

「はは...それはそうと、あのお連れの方ってお友達なんですか?」

店長は、世間話でこの場を濁そうとした。

「彼は俺の彼氏なんですよー俺の事すっごい大好きで!わかりやすかったんで、付き合ったんです」

「へぇ..素敵ですねお客様。そういうの、分かるもんなんですねぇ」

光がまだ来なさそうだったので、店長は話を続ける事にした。

「まず、彼氏を褒めた時に、『あ、ありがと...う...やぁん、僕照れちゃう•うー。』って照れ隠ししたんですよ!」

ーーーん?



『お前の良いところはそのクソポジティブな所だ。素敵だな。』


『てんきゅン♪♪ヤン、照れちゃうン~!♪』



「...なんか俺もあいつと同じような会話した事あったな...」

_______それは、店長が従姉妹との[糖愛]を果たそうとした時の事だ。

「幼馴染の話した時も、『ほんとうは、少し好きだったんじゃないの?』っとか言われて、その後背中を熱烈に見続けられたりとか!」

ーーーん?それも...


『ホントウは、ちょっと好きだったんでしょン?彼女の事がン!』


『おかしな事言うなよ。それにもう、アイツは本当に好きだった相手と付き合い始めたんだぞ。俺、俺の事は..、すげぇ長い目で見て、ずっと一緒にいるし、年頃だし付き合ってやってもいい位だったんだ』


『..ふ〜ン?』
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