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POLLUTE【BLEACH】[R-18]

第260章 ---.赤


「今回の任務 ご苦労だった。それぞれに追加報酬がでているから 来週の午前中迄に申請書を提出するように……それでは 点呼をとる」
臨がバインダーを片手に 隊員達を確認していく。
「全員いるな。それでは 各自解散とする。任務がある者は迅速に己の任務へと戻るように。
解散!」
その言葉に 各隊士たちがいなくなる。
それを横目に臨はバインダーへと書き込んでいく。
査定のかかったその調査票に 隊士達の評価を書き込んでいると 近づいてくる霊圧に臨は気が付き そちらへと視線を向けた。
(これは………白哉か)
次の瞬間 臨の目の前に自隊の隊長である朽木白哉が現れ、臨は深く頭をさげた。
「朽木隊長、お疲れ様です。これから隊舎に戻るつもりだったのですが………何か急ぎの用でしょうか」
「………近くをたまたま通りかかっただけだ。それと 浮竹から伝言を預かっている」
その言葉に、臨が驚く。
「浮竹隊長が?」
「……ルキアから話は聞いている。ルキアと兄は 午後から半休をとっていたみたいだが………十三番隊管轄区域にて 虚が発生した」
その言葉に、臨は納得し、苦笑いした。
「ああ、つまり"悪いけどルキアを返すことができなくなった"ってことですね」
近くを通りかかった、とは言っているものの、恐らくわざわざそれを言うためだけに足を運んでくれたのであろう白哉に、臨はありがとうございますと礼を言うと、彼は礼を言われる覚えはないと呟いた。
「いつからそんなに素直じゃなくなったんだか。まあいいです。白哉、この後予定は空いていますか?」
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