第256章 421.DEICIDE23
封印架が 藍染に突き刺さる。
「芭蕉臨!!!!何故私を拒む!!何故私の理解を拒否する!!」
「私はお前を理解することができなかった。お前の孤独を 理解してやることができなかった」
「違う!!!!お前は常に私を理解し、常に私の一歩先を進んでいた!!それほどの頭脳と能力を持ちながら 何故かの愚王に復讐しない!!なぜあんなモノに従っていられる!?」
「霊王の存在が無ければ、尸魂界は分裂する。霊王は楔です。楔を失えば 世界は容易く崩れる。そういうモノなんですよ」
「それは敗者の理論だ!!勝者とは常に 世界がどういうものかでは無くどう在るべきかについて語らなければならない!!!!!
私はーーーーーーーー!!!!!」
「理解できない私を 恨んでくれ惣右介」
臨の腕から 光が漏れる。
それがまっすぐと伸びると 藍染へとぶつかり
一つの 巨大な封印架が残った。