第208章 ⁇?.Idle talk
すると恋次は私と浮竹がと繰り返しながら 惚け 麦茶を口に運んだ。
「朽木だってもう大人なのよ?そろそろ手放してあげてもいいんじゃないの?」
乱菊が痛いところをついてくる。
私だってわかっているのだ ルキアは立派な大人だ。きっともう 私がいなくても自分の足で未来へと進めるのだろう。
妹離れができていないのは 私だ。
「恋次 はやくルキアのこと攫ってってくださいよ」
「ぶぼっ!!」
口から吹き出た麦茶が 檜佐木くんにかかる。
「あ……す すいません!ってか臨さん!」
「なんですか 事実でしょう。まあ ルキアを攫うなら私の屍を超えていけーー……ですけどね」
そう簡単に ルキアを連れ去られてたまるかと眼を細める。
その様子に 乱菊はゲラゲラと笑った。