第150章 197.Tha Approaching Danger
電気が開き 恋次 乱菊 弓親 一角が姿を現わす
それに一護は驚くと、乱菊は電球とカケてみましたと笑った
コンの視線が 乱菊へと向く
「………………それは制服という名の凶器ですねおネエさーーーーん!!!」
その後叩きのめされたのは言うまでもない
破面
仮面を外し
虚と死神 二つの力を手に入れた
虚の一団
今まで数も少なく未完成だったが
そこに崩玉を持った
藍染が接触することで
成体の破面が誕生した
「………そいつがこないだの二体だ」
恋次がそう言うと 一護は恋次の隣でスケッチブックを見てため息を吐いた
「ああ わかる。スケッチブックが無ければもっとわかる」
ルキアがスケッチブックを一護に向けて投げた
しかし恋次は言葉を続ける
「当初 尸魂界は藍染が直接コトを起こすまでは静観するつもりだったんだ。十三隊も隊長三人イッキに抜けてバタバタしてたしな。
だが 予想外に早く成体が完成し そいつが現世に送り込まれたことでそうも言ってられなくなった。そこで急遽選抜されたのが俺達だ」
「選んだのは?」
「山本総隊長だ。四十六室が死んで 次の四十六室が決まるまでの間 決定権が総隊長に下りてきてるんだ。
とりあえずお前を一番よく知ってるってことでルキアが選ばれて」
「違う!実力で選ばれたのだ!」
ルキアの反論を無視して言葉を続ける
「動ける戦闘要員の中で一番ルキアと近しいってことで俺が選ばれた。で 隊長格以外で俺が一番信頼できる戦闘要員を選べって言われて 俺が一角さんに同行を頼んだ。そしたら弓親さんが僕も絶対行くって言い出して 騒ぎを聞きつけた乱菊さんが面白そうだからって行きたがって 乱菊さんがどーしても行くって聞かないもんだから日番谷隊長が引率として仕方なく……ってかんじだな」
「ピクニックかよ」
そこで 一護はふと気づいた