第140章 ???.The Black Past
その姿に 当時三席だった朽木銀嶺は感服し 彼女は彼の直属の部下になり ある任務を命じられた
それは 朽木蒼純の斬術指導
まだ若く 死神としては頼りない彼の指導者として 彼女は朽木邸に通うことになったのだ
それから 臨の指導者としての顔が 瀞霊廷内で広まる
厳しさ故の強さ 別名「鬼教官」
蒼純が死神として席次に着くと 彼女は真央霊術院で 鬼道 の講師としての副業をするようになった。
何故鬼道だったかというのは 単純に人手不足だったからだ。
それ故に彼女は現在鬼道の達人として見られがちであり 彼女の開発した斬術はあまり目立たない
それから程なくして 浮竹と京楽が隊長へと昇進した。
何時の間にか恋人として別れていた二人だったが 仲は良好
正直誰もが浮竹と臨は結婚するものだと思っていたが 結局そんなことなかった
最初は浮竹の部下として 副隊長にという話も出ていたのだが お互いにそれは馴れ合いになるからと拒否をした
懸命な判断だった
真央霊術院で講師をしていた彼女は 藍染惣右介と出会った
藍染は彼女によく懐いた そう それはかつての京楽と浮竹を彷彿とさせるほど