第129章 172.end of hypnosis4
焔に包まれた浮竹が己の目を見開き 信じられないといった表情をする
「……だってさ どうする山じい。こんなことしてる場合じゃないんじゃないの ボクら。」
京楽が元柳斎に 告げた
「……隊長が……敗けたなんて……!」
乱菊が 疾る
「……そんな……雛森くんには……何もしないって……………」
吉良が俯く
「四十六室が……全滅しとったじゃと………!?」
射場と一角が 驚愕する
「……嘘だろ……隊長が……………裏切り……!?」
檜佐木が 絶望する
「…………東仙……!」
狛村が 怒る
「………お聞きになられましたか?マユリ様……………」
「当たり前だ 聞こえているヨ」
「いかがなさいます?」
「………フン ……興味が無いネ」
ネムとマユリが 視線を合わせる
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