第2章 1.Death & Strawberry
「ふー、こんだけ脅しときゃもうここには寄りつかんだろ、悪かったなこんな風に使って。」
「ううん、あの人達追っ払ってってお願いしたのあたしだもん、このぐらい、協力しなきゃ。」
そう会話する二人の顔は晴れやかだ。
少年は少女の頭にぽんと手を置くと、
口を開いた。
「さて、と、それじゃな。新しい花は近いうちに持ってきてやるよ。」
「……うん、ありがとうおにいちゃん。これで静かに過ごせるよ。」
そう言われると、少年は早目に成仏しろよと言ってその場を後にした。
黒崎一護/15歳
髪の色/オレンジ
瞳の色/ブラウン
職業/高校生
特技/ユウレイが見える