第269章 462.Why me sad.
どうして?
黒崎くんと月島さんは親友なのに
どうしてこんなことになっちゃうの?
あたしの好きなのは月島さん
黒崎くんと出会うずっとずっと前から
いつもあたしを守ってくれて
いつもあたしに優しくしてくれた
ずっとずっと 憧れてた
月島さんの言うことなら
何でも聞いてあげたい
月島さんの為なら
何だって犠牲にできる
そう思ってた
だけど
だけど どうしてもーーー
黒崎くんが泣いてると
あたし どうして
こんなに苦しいの
つらいよ
苦しいよ
あたまも心臓も
おなかも痛いよ
泣かないで
黒崎くん
泣かないで
泣かないで
織姫の視界に 死覇装の一護が映る。
(よかった 黒崎くんが泣いてない……)
それと同時に かつての仲間達の姿に喜ぶ。
(みんな 黒崎くんを止めに来てくれたんだ!)
「おかしい……みんなどうして一護の側についてるんだ……!?一護を止めに来たんじゃあないのか……!?」
後ろについて来ていた茶渡の言葉に 織姫は反応すると 茶渡はそのまま言葉を続けた。
「これじゃあまるで……銀城を倒しに来たみたいじゃないか……!!」