第265章 ---.The Death Save
ほんのりと濡れているその場所に 臨は見ないで欲しいと懇願してみるも浮竹は気にする様子もなくそれへと顔を近づけた。
「んっく………」
舌が這い回り 臨が身をよじる。
どれほどそうしていたのだろうか。息を堪えて耐える臨の右脚を 浮竹は自分の肩にかけさせると、より深く舌が入るように吸い付いた。
「あっ!?」
大きな声が漏れ 臨が体勢を崩しそうになり それを壁で止める。
その様子に満足したのか 浮竹は臨をゆっくりと床へと座らせると 自身の死覇装の腰紐を解き 大きく怒張したそれを取り出した。
「っ………」
臨の顔が 恐怖で歪む。
それに気付いたのか 浮竹は臨の顔をそっと撫でると、怖いかいと優しく声をかけた。
「怖いなら、ここでやめておこう。ここでやめなきゃ、俺はもう止まれない」
その言葉に 臨が冷静さを取り戻していく。
「……大丈夫、です」
その言葉に 浮竹は臨の腰を掴むと それを彼女の内腿に擦り付け緊張したように再び臨にキスをした。
卑猥な音と共に ナカへと入る感覚に 臨が死覇装越しに浮竹へと爪をたてる。
圧迫感のあるその感覚に 刀が刺されたのと全く違うその快感に 臨は小刻みに息を粗くすると、小動物のような声をあげ、それがまた浮竹の中の何かを大きく膨れあがらせた。
「い……た…………」
ゆっくりと 確実に奥まで進んでくるそれに 臨は恐怖を感じる。
しかし、上に覆いかぶさる浮竹のお香の香りに 心をどこか穏やかにすると、一気に奥まで進められ、嬌声が漏れた。