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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《4》

第51章 ずっと一緒に





赤司からの唐突な言葉に苗字の思考が止まる

確かに白雪姫の時に言っていたなと考えている脳がその言葉の意味を理解したのはどれほど時間が経ってからだったんだろうか

まばたきを繰り返す苗字を赤司が愛おしそうに見つめながら返事を待つ


『本気?』

「今すぐにというわけではない。大学を卒業してからで構わないよ」

『2年以上先』

「名前が今すぐしたいなら籍入れようか?」

『待って、待ってよ…え?本気?』

「冗談に見えるかい?」

『…』


元々冗談が分かりにくいタイプだが、こんな場面でギャグを言うようなタイプでもないことは10年の付き合いで知っている

反応の鈍い苗字を見る赤司がこれは冗談と捉えられているなと彼女の頬に添えていた手を下ろし、今度は手に添えた


「信じてもらえないならまず指輪を買いに行こうか

給料3か月分だったかな…ひとまず200万くらいの指輪でいいかい?」

『だから!そういうのが冗談にしか聞こえないんだって!200万の結婚指輪って何!?車買うわ!』

「車がいいのかい?」

『そうじゃないよ。いつもの頭いい征十郎はどこに行っちゃったの』

「冗談だ。指輪は欲しいなら買いに行くよ」

『…200万は。いいって』

「結婚は冗談じゃないよ」

『…ぐ』


かわれていることを察してむっとしていると楽しそうに笑っていた状況から一変、真剣な表情になる

別に珍しい表情ではないが思わず気圧され後ろに下がろうとしたが、腰に手を添えられ逆に引き寄せられてしまった






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