第22章 おでかけ
昼食を食べ終えた彼らは様々なアトラクションに乗った。当時のようにメリーゴーランドに乗り、その後コーヒーカップに連れて行かれた
その際に誰かは言わないが対抗心から全力でハンドルを回す人がおり、もれなく全員目が回っていたがその中で赤司が目を回さなかったのは流石の一言に尽きる
その後も色々なアトラクションに乗った彼ら、遊んでいれば時間も過ぎていく
冬のせいか暗くなるのが早く、ちょっと日が傾いてきた時間でイルミネーションが点灯した
「わ!すごーい!」
「すげーな!どこもかしこもピカピカ!」
「クリスマス終わったのにサンタの電灯あんのどうなんだ」
「おい青峰、あんま夢のねーこというのやめろよ」
「観覧車乗り行こ!今からなら絶対綺麗っスよ!」
「観覧車って体重制限あんのか?」
「狭いんだよね~」
「体重制限はないはずだ」
「赤司ってほんとよく知ってんよな~スマホいらずじゃん」
はしゃぐ人とそうでない人が綺麗に分かれるこの状況、若干より道という名の写真撮影をしながら向かうと観覧車は4人乗りだった
前みたいにグーチョキパーで分かれても良かったが、待機列に並ぶので輪に慣れない
そのためスマホであみだくじを使い誰と乗るかを決めることにした