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四天恋物語★テニスの王子様

第3章 ~SHIRAISHI KURANOSUKE~


最初に口を開いたのはさんやった

「あの、白石君..ごめんね?きゅうにこんなコトになっちゃって」

「え?いや、さんが謝るコトちゃうやろ、あんのおっさん..また適当に...」

(しかもいきなし名前呼び捨てやし..)

俺は小さく息を漏らした

「災難やったなさん、いきなしマネージャーやって..色々勝手分からんやろうに」

「あの..私、あるよ」

「え?」

「経験者、一応...」

「えー?そうやったん!?俺はてっきり..」

俺は勘違いで先走ってセンセにわーわー言ったのを思い出し恥ずかしくなった

「うん、でも嬉しかった、あんな風に言ってくれて」

「..っ――――」

ニッコリと微笑んださんはすごく綺麗に笑っていて
ドキとなった心臓に余計に俺は恥ずかしくなった

それから俺は皆にさんがマネージャーになるコトを告げると皆ガッツポーズをして喜んだ
特に謙也の喜びようはハンパなかった

まぁ新しく1年も入ったコトやし、仕事も増える
特に今年の1年は手ェかかりそうなんおるし..
さんとなら上手くやっていけそうや

俺はそんな根拠のない確信を持っていた
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