第23章 大切な人に贈り物を (裏:政宗、家康、光秀、三成)
湖に口づけを落とせば、湖は「うん」と小さく言い、畳に着いた自分で身体を動かないように支えた
「大丈夫だ、支えてやるから…」
湖のそんな様子を見ていた政宗は、ふっと笑うと「存分に鳴け」と言い腰を進める
ズンッ!!
初めての体位
横向きになった身体はまるで木を組むように結合部分が密着する
「ひゃぁんっ!!んんぅっ!」
それは、奥まで…子宮口を圧迫するかのように奥まで挿入させた
「っ、ふか…っい…っよぉ・・っんぁっ!」
「…きつ…っ…」
やはり、しばらく行為が開いたせいなのか湖の膣内の締め付けが強い
政宗は、眉をしかめながら腰を動かし始める
(っ…気抜くと…持ってかれそうだな…)
ズプッ、ズリ…ズ・・ップ
「あ…あっ!」
じゅぷ、じゅぷ…ッ、じゅぶ…ッ
ゆっくりだった挿入に速度が増す
湖の身体が小刻みに震え始めるのはすぐだった
「あ”ッ…っだ…だめ…だめっ…んぁっ!スゴイ奧…入って…っ、お…奧だめ…ッ」
ずっ、ずぅッ…
「ま、…むね…、ま…さむ…ねぇ…っ」
「湖…」
低い声が耳元で響けば、身体の震えはさらに増す
「ぃあっ、あ…っ…」
「達しろ…なんどでも落としてやるから…」
蝋燭が溶けたか
灯は小さく震えると消えた
まるで二人の姿を見せまいとするように
この夜、湖は何度となく絶頂に追い込まれ達した
それ以降、大山の事を思い出す事はあっても、触れられた感触や馬酔木の香りを思い出す事は無くなった
代わりに、政宗の香りを忘れられなくなるのだ
戦国時代のまだ無い聖夜の夜の出来事であった
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政宗編終了です