第23章 大切な人に贈り物を　（裏：政宗、家康、光秀、三成）

膣内に含まれていた政宗の長い指が引き抜かれ、両太ももを開くように手がかけれる
大した力も入れずに開かれたそこには、少し顔を上げ自分を見る政宗が見えた

「ま、政宗？」
「答えないなら続けない」
「…っ」
（気持ちいいって言わないと…続きはしないってこと…？）

「湖…」

答えを急かすように呼ぶ政宗
その声だけで、子宮が締め付けられ、たらりと蜜液が溢れ出る

「あーあ…、これじゃあ下履きの意味が無いな…」

そんな事を言いながら、ショーツを元の位置に戻し湖の大切な部分を覆い隠すのだ

「！？」
「…どうした？」

（どうしたって…）

「…湖、どうして欲しい？俺は、お前の望む事をしてやりたい…」
「っ…、もっと…っ」
「もっと？」
「…っ、…っ…気持ちいい…から･･もっと触れて…わけわからないくらい、、いっぱい、政宗に触れられたい…あの人の気持ち悪いの…忘れさせて…っ」

政宗が聞きたかったのは、湖の甘え
だが、湖が返してきたのはそんな甘いもんじゃ無かった

「お前…」
（…なんで…いままで…）
「…なんで今まで言わなかった…」

目を細め優しく聞く政宗に、湖は涙が込み上げた

「ごめ…、怖くはない、の…でも、たまに思い出すの…あの人に舐められた感触や触れられた場所を…思い出す度に悪寒がして…あの馬酔木の香りがして…今日は、柚の香りで気分が紛れてんだけど…」

言葉に詰まりながら説明する湖の頬に政宗が触れる

「やっぱり…思い出す…お願い、政宗…」

お互い吸い付けられたように口づけを落とす中、湖が言った

「お願い、全部忘れるくらい…抱いて…」
「ああ…一変たりとも思い起こす事の無いくらい…抱いてやる」

お互いの身体を抱き合えば、互いの心音が聞える
湖の優しい音に、政宗の強い音

湖を横向きにした政宗は、優しくショーツを脱がしその片足を片手で捕まえるように持つと、既に堅く剃り立つ自身を挿入しはじめる
はじめは浅くゆっくり挿入を繰り返し…

「あ…まさ、むね…」
「ああ」