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【イケメン戦国】私と猫と

第23章 大切な人に贈り物を (裏:政宗、家康、光秀、三成)


「どちらかと言えば、色気のある女が好み…お前とは異なる種類の女達が多いがな」

光秀の後を追うように政宗も加わった

(…そっかぁ…そうゆう人、この時代でも居るんだ…確かにモテそうな顔はしてたものね…)

「宗久が帰る際にすれ違ったが、あの男…怪しげな笑みを浮かべてたぞ。何かあったのか?」

政宗のその言葉に、その場に居た光秀以外の武将達が眉をひそめた
湖は、考え事をしていて政宗の言葉は耳に入っていない様子だ

「なに他人事のような顔をしてるんだ…」

秀吉がそんな湖の様子に気づいて言葉を掛けるも、返ってくるのは軽い返答

「え。だって、私はそうゆう色香のあるタイプではないから、大丈夫ですよ」

((((((気をつける気がないな…))))))

「確かに、宗久さん…女性にモテそうな顔をしていましたね。優しそうでしたし」

「んー」と湖が思い出しながら話すのを聞き、三成が聞き返した

「もてそうな顔…?どんな顔の事ですか?」
「あ。えっと…綺麗な顔立ち?っていうのかな…三成くんは、優しい瞳でエンジェルスマイルが素敵でしょ。秀吉さんは包容力満載で兄貴分的笑顔。家康は、そのツンデレな感じだけど、たまの笑顔がかえって可愛いって思えるし、政宗はワイルドでも目が優しいよね。光秀さんは、ヤンデレな感じだけど…うん、そうゆうの好きな人もいるよ。信長さまは、俺様系アーティスト派!そんな顔の事を、全部纏めてモテそうな顔って言うの」

湖が理解出来ない言葉をぽんぽん出しながら説明していく
どうやら自分の中で色々考慮しながら説明しているようだが、さらに解らない事だらけになっていく
尋ねた三成も、どう返答すれば良いのか戸惑っている様子だ

「あ…ようは、みなさんみたいに格好良くて素敵な顔立ちのことです」

ふふっと、頬を染めながら武将達をみる湖に誰も何も言えなくなるのだった

「…たびたび宗久殿に会うことはないだろうが、会うときには二人にはならないようにするんだぞ…」

唯一、しつこいように秀吉が釘をさしたが…その機会は、わりと直ぐに来てしまうのだ
彼らの知らない所で
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