第20章 私が猫で、猫が私 （裏：安土組全員）

湖の顔を見て光秀は笑みを浮かべた

（本当に･･･こいつは、興味を惹きつける･･･この香りに当てられているせいかも知れんな･･･）

湖からしか香らないこの香り
光秀は湖の唇を寄せ、軽く口づけを落とす

「ん･･･」

小さく答えるその声に、満足した笑みを浮かべ
もう一度、深くその口内を味わいながら尻尾を導く
ぐちゅ、ぐちゅと一定の速度で水音が立つ
尻尾はその毛に蜜液を絡めてよく滑る

「･･･っ、ふっ･･ぁ」

口づけの合間を縫うように漏れる甘い声
其処から深く差し込んだ舌を引き抜けば、お互いの唾液が橋のように細く繋がる

「ずいぶんと良いようだな、湖･･･」

少し湖を持ち上げると尻尾の先を滑らせ密穴周辺を触れるように導く

「ひ、あ･･あ･･･」

湖の思考はもう働きそうもなく、与えられる愛撫に喘ぎ声を上げるだけだ
やがて、じゅ･･･と音を立て尻尾の先が飲み込まれる
そして、湖から一筋の涙がこぼれ落ちる

「あ、あ･･」
「あぁ、いいか･･･」

ぐぷり･･･ぐぷっ･･･

徐々に飲み込まれていく尻尾
そして溢れる蜜液が、光秀の袴を濡らしていく
これ以上進まない様子に光秀は、尻尾から手を離すと膣内に尻尾を沈めたままでその指をつるりと双丘の間を滑らせた

「ひっ･･･ん！」

下腹が引っ込むように動いた

ぬるり、ぬるりと指を這わすと、ぴたりと一点の上で止めた

は、は･･･と短い息が零れている
しばらくそのままでいれば、光秀に何かを訴えるように目を細めて見つめてくる湖

「･･･どうして欲しい？湖」

頬が少し赤みをさし、いつもの笑みとは異なる色香漂う光秀の表情
それだけで、湖の子宮はきゅんきゅんと反応をする
自分自身で其処を犯す感覚
尻尾を締め付けているのは、湖自身だ
そして湖の狭い膣内に収まっているのも、また湖自身
ぎゅうっっと、膣が狭くなっていき
やがて、勝手に腰が動き出してしまう
そして、湖は光秀の指に自ら触って欲しい部分を擦りつけるように押してくる