第15章 攫われた姫 (裏:政宗、謙信)
そして、ようやく自分の姿に気がつく
袖は通っているが、前を逢わせていない着物
当然中は裸だ
それを忘れて、両手を広げて抱え込んだ二人
当然二人からは丸見えだったのはおろか、その状態で抱きついたのだ
急ぎ手を離すと前をかき集めた湖は、その場に丸まるように固まった
「なんだ?鈴の真似か?」
光秀は、くくっと意地悪そうな笑いを零しながら湖を見る
「抱きついててもいいんだぞ」
にやにやしながら政宗も声を掛ける
「し、知らないっ!!」
「なに怒ってるんだ。俺たちは何もしてないぞ」
「また発情期か?」
「っ・・・知らない!!」
真っ赤になった湖かたつむりは、秀吉★兄さん★が来るまでてこでもその場を離れなかったのであった
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攫われた姫、これで終わりです
旨く話がまとまらずにすみません・・・
この章期待外れでしたよね・・・
私も、まさかこんな着地になるとは思いもせず・・・
次、裏に入ります。
予定は、政宗と謙信さまです
アップまで少々お待ち下さい