第14章 化け猫と私【後日談】 (表:信長・秀吉 裏:他四名)
それを聞くと、三成の手が止まった
そして、湖の肩を抱きかかえ、こつんと額を湖の肩に乗せる
「・・・二度です」
「え・・・」
三成の細い髪が、湖の首筋をくすぐる
「政宗様からの言付けのあとと・・・今」
「っ・・・今・・・?」
首をくすぐる髪に耐えながら、聞き返すと・・・
「・・・先ほど、巻物を届けに部屋を訪れましたが、またもや姿が見えません。もしやと思って探していれば・・・あんなところに・・・」
(っ、私が部屋を出た後に三成くんが来たんだ・・もしかして・・・書庫で会った時に、息が上がってたは)
「・・・探して・・・たの?」
ため息が、湖の背筋に掛かる
「湖様は、何度私の心臓を止めようとするのですか・・・」
「ご、ごめんなさいっ」
「・・・なんで、そんなに締め付けてるんですか?」
「・・っ!」
先ほどから、髪がくすぐったかったり、三成の吐息が背中に掛かったりで、それだけで湖の子宮がきゅんきゅんと動いている
「っや・・言わないで・・・」
両手で顔を隠すように押さえるが、隠されていない耳たぶがその表情を教えてくれる
「湖様・・・耳、赤いですよ」
「あっ」
その様子に、三成はかすかに笑い、その耳に口づけを落とす
ちゅ、
「あまり・・・」
そう言うと、止まっていた胸への刺激が再開され、今度は頂も摘まんだり擦ったり始まる
きゅ、こりこり
「んっ、ひ、ん」
「あまり心配させられると、お仕置きしたくもなります・・よ」
腰を掴んでいた腕が、するりと下へと滑る
そして、閉じている足の間に指を入れると薄い茂みをかき分け、小さな蕾に触れ始めた
びちょっ・・にゅるっ・・・
たいした刺激もしていないのに、湖の蜜液はたっぷりと溢れ内股までしたっている
にゅる、ぷつっぅ・・
「ひぁんっ」
刺激に飢えた敏感な身体は、たいした時間を掛けずに上り詰めていく
ぴちゃ・・・
「あっ、んっ・・・んん・・」
「すごい締め付けられています」
「やだ・・っ言わない・・でっ・・あっ・・・」
きゅうきゅうと締め付けるそこで、三成自身も高鳴っていった
「これじゃ、お仕置きになりませんね」
背中に口づけを落としきつく吸えば、小さな赤い痣ができた