第14章 化け猫と私【後日談】 (表:信長・秀吉 裏:他四名)
お仕置きと言われ、組み敷かれた湖
口づけから始まり、ゆっくりと寝衣を脱がされる
三成と恋仲になり、身を重ねる事は数回経験した
いつまでも慣れない湖、三成はいつも湖の様子を伺いながら事柄を進めてくれる
今だって、本当はどうして欲しいのか
それも三成は把握しているはずなのに
「んっ、」
「どうかしましたか?」
「っ、どうって・・・」
後ろから三成に抱きしめられたまま震える湖
三成の視界に入っている湖の耳は真っ赤だ
素肌の湖の腹部には三成の手が回っている
それは、熱を持った痕を冷やすように
その手に重なる湖の手は汗ばんでいた
(暑い・・っ、もどかしい・・・)
放り出された書物、巻物、そして湖の寝衣
だけど、湖の視界に愛おしい男の姿は映らない
二人は、ぴたりとくっついたままもうしばらく動きもしない
「だって・・・」
「何でしょうか」
「・・・三成くんッ」
三成は、湖の蜜穴に自身を入れてから動きもせずにじっと湖を抱えていた
「っ・・・動いて・・・欲しぃ・・・」
(中に居るの三成くんを・・・意識しすぎる・・・)
刺激欲しさに腰が揺れそうになるのを、三成の腕がそれを許さない
(どうして・・・)
「っ、これが・・・お仕置き・・・?」
「・・・だとしたら、なんでお仕置きされるのかわかりますか?」
(怒ってること・・・)
湖が思考を回そうとすれば、ぐいっと腰を落とされ更に奧にと三成が入り込む
「あ、、」
でも、そこからはやはり動こうとしない
(ッ・・・やだ・・)
「つらいですか?・・こちらは動かしましょう」
優しい声色のはずなのに、いつもより低く聞こえる
湖の手が重なる手を上にと移動すれば
胸をやわやわと揉んでいく
だが、感じる頂はするりと擦る程度の刺激しか与えない
もどかしさに、目を閉じ耐えていれば、耳ととで彼の声が響く
「お答えください」
ぞくっと、背筋を振わせ首を上下に振れば「では、どうぞ」と胸に触れたままで答えを要求してくる
「っ私が・・、昨日、勝手に出て行って・・」
「・・・あとは?」
「いえ、やすに・・・駄目っていわれた・・のに、部屋から・・でたから・・っんん」