第12章 私を待っていた彼は(裏:安土組全員)
そのまま着物の裾を大きく割り広げられれば、後ろから抱かれたまま太ももに手を這わされ、何の前触れも無く膣内に指を入れられる
「いやっ・・・痛ぃ・・・っ」
指一本を濡れていない其処へねじ込まれ、ぐるりと廻されれば痛みと驚きで自分が何をされているのか思考が追いつかない
「っやぁっ・・」
ぎゅうっと目を瞑り首を振れば、反対の手で着物の襟を引っ張られ胸をさらけ出す
光秀の手は決して優しく無かった
握るように胸をつぶされ、まだ濡れていない入り口に今度は二本の指を当てられる
「やめてっ・・・っぅ・・・っ!!」
「湖・・・もう一度聞くが・・・謙信に抱かれたか・・・」
「っ・・・、お願いっ、光秀さん・・・」
快楽が与えられる場所に感じるのは、痛み
答えない湖に、指は入り口にグリグリと押し当てられる
先ほどとは比べられない痛み
止めて欲しい一心で、光秀の方を見れば、彼は見たこと無い表情をしていた
まるで、痛みを与えられている側のような
怒りとも、悲しみとも言えない・・・複雑な・・・痛みに耐えるような顔・・・
(なんで・・・光秀さんがそんな顔をしているの・・・っ)
ズズッと、乾いている膣内に指が収まる
その圧迫感に、息が乱れた
「・・・記憶を失っていた間に心まで攫われたか・・・」
光秀のつぶやきが耳に入る
(確かに・・・身体は許した・・・でも、心は・・・だめ、ただの言い訳だ・・・求められれば、身体を許した。私を助けてくれた謙信さまに・・・誰かに私が必要だと求められたくて・・・)
「っはぁ・・は・・・っ・・・許し・・・ました・・謙信さまに・・・」
「やはりか・・・」
「っお、お願いですっ!皆には言わないでっ・・・」
青ざめた湖を見れば、本人は自覚しているようだった
敵武将に身体を許した事が、今の湖の立場でどんなに罰の悪いことなのかを
指を抜き取り、湖の身体を解放すれば、湖は床にうずくまって息を整えようとしている
その様子を見ながら、光秀は懐から小袋を取り出し、中にあった丸薬を1つつまみ出す
そして、まだ息の荒い湖を仰向けに体制を返させ、膣内に押し込んだ
「っ・・・な・・なにを・・・」
「まぁ待て」