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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第62章 六十二日目



朝食の時、部下共がウリエに乗馬を教えたいと言ってきた。

乗馬はいい運動になるだろう。
快諾した。

夕食時、エルドに抱えられてウリエがやって来た時は少し驚いた。

「どうした。」
「すいません、乗せすぎました。」

慣れない事を真剣になってこの時間までやっていたようで、馬から降りた時には脚が立たなくなっていたという。

「乗れるようにはなったのか?」
「えぇ。まだ、早足はできませんけど。なにぶん筋力が無くて。」
「だろうな。」

ウリエは飯を食べるのもやっとのようで、手の空いている女団員に頼んで、汚れたウリエを綺麗にしてもらった。

汚いままベッドに入れるのは論外だ。

風呂場の前でウリエを引きとり、部屋に戻るまでに歩きながら寝ていた。
だから抱えて部屋まで帰った。
お前は覚えてないだろうが、いつか礼を言ってもらうために書く。


寝る。




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