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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第24章 二十四日目



これに慣れるな。
異常だ。

時折、こうして人形としてのコマンドが異常であることを思い出さなければ、俺が慣れてしまいそうだ。

夜、ゆっくりと時間が取れるのは今日ぐらいだろう。
もう少し書く。

随分筆マメになったもんだ。

俺がいない間、何かあったらどう対処すべきか。
もう少し考えよう。
誰かに預けるのは面倒だ。
説明が鬱陶しい。

「ウリエ。」
「はい、リヴァイ様。」
「一週間後、俺はしばらく帰らない。一人でどうしている?」
「…リヴァイ様の言いつけどおりに。」

そう答えるとは思っていだが、最初の頃とは打って変わって、間が出来るようになった。

「そうか。わかった。」

俺はこいつにそれだけ言って寝ることにする。

ウリエの頭の中はきっと、部屋でじっとしていろ。なんて命令されたらつまらないだろう。などと考えているのだろう。

人形が悩み始めたか?


書きすぎた。
寝る。




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